Honey Lemon Water

雪乃紗衣著『彩雲国物語』・『レアリア』シリーズの感想・妄想語りがメインのブログです。日本ファルコム「軌跡」シリーズについても書きたいなと検討中です。

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

彩雲国秘抄 「骸骨を乞う」 感想

一昨日購入し、時間がかかりましたが、何とか読了しました。読了後偶然体調を崩してしまい、すぐに感想が書けませんでした。

彩雲国秘抄  骸骨を乞う彩雲国秘抄 骸骨を乞う
(2012/03/27)
雪乃 紗衣

商品詳細を見る

正直、どこまで感想を書いたら良いのか分かりません。中々言葉にならないです。

*今回ばかりは読む人を選ぶ作品かもしれません。楽しい雰囲気を期待されていた方には正直言ってあまりの違いにショックを受けられる可能性が高いので、この辺りで回避していただけましたらと思います。どんな話であってもOK!な方のみ読んで下さいね。

とにかく、私個人にとっては少々重い内容の作品でした。

一言でまとめるなら、目次に登場した、劉輝と深く関わる人たちと秀麗の「最期」を描いた物語ということになります。「運命が出会う夜」だけ、初出の関係からか非常に明るいですが、それ以外は本当にシリアス展開です。彩雲国の裏歴史を描いた物語、とも言えるでしょう。少女小説ではまず書けない、大人の物語だとも言えるかもしれません。

さらには、劉輝の「喪失とその後」の物語とも言えるかもしれません。特に、悠舜・旺季・秀麗を失う前後の劉輝の物語とも。やっぱり「彩雲国物語」は劉輝と秀麗がいてこそ成り立つ物語だなとも感じました。

それぞれ単独でも読めますが、最初の短編から時系列で並んでいるので「連作短編集」という宣伝にあった言い方が一番正しく、最初から読み進めた方が色々見えてくると思います。その意味で言いますと、「運命が出会う夜」だけどうしても内容的に乖離が生じているのは仕方ないですね。さりとて、書物の一番最初に置くのも難しい……といったところで、やっぱり最後に割り切って楽しく読むという形でよかったのかもしれません。その方が救いがあるかもですし。

あと、この本の最後の言葉が悠舜のものなのが、個人的には心に残りました。実は、(結局感想は書きませんでしたが)マメレージの作品「生ける悠舜、呪いの棺桶を走らす」の方も最後は悠舜に関する言葉で締めくくられていたのです。もし本当にこれで最後の最後ということならば、最後は悠舜で締めくくられているという形になるので、そこが管理人にとってはなんとも感慨深いのでした。単なる形式上のことにすぎないのですが、ちょっとだけ特別扱いな感じがして、それが嬉しかったりします。

さて、それではひとつずつ、思いつくままに極力簡単な感想を。とはいえ、なんだかんだ言ってだらだら長文なのはお約束です。推敲の時間が取れないので相変わらず支離滅裂な日本語ですが、どうかご容赦を。さらに、相変わらず悠舜びいきの偏った感想ですので、その辺りもご理解の上でお願いします。あらすじは書きませんがネタバレ全開なので、未読の方はご注意を!あと、「運命が出会う夜」は既に感想を書いておりますので、ここでは割愛します。

*若干、読み間違いがあったため訂正しておきました。コメントいただいた皆様、お教えいただきましてありがとうございました。悠舜話ばかり再読しており、その他はほぼ一読のみで心も体も疲れ切ってしまったというのもありまして。好みが大変偏っており、理解が曖昧なまま書いてしまいました。あと、申し訳ありませんが現在多忙ゆえこれ以上修正の時間が取れない状況です。訂正事項はまだまだたくさんあると思いますが、どうかご了承下さい。(3/31)

・雪の骨―悠舜―

悠舜ファンの管理人としては、思った以上に早い悠舜の「最期」に胸が熱くなりました。本編だと悠舜は長生きしたのかな?という希望的観測だったのですが、やっぱりそれは少女小説だったからなのだなあと改めて感じました。やっぱり「仮病」も嘘だったか、と。とにかく、少女小説の枠組みでは決して描かれることがなかった本当の悠舜の人生が始めて分かりました。

悠舜らしいなあという場面がいっぱいで、私個人としては悲しいけれども非常に納得のいく結末でした。脚の状態と体調の真実も明らかになり、少年時代の事も全部分かりました。あと、凜さんへの激しい想いも。かなりドSな愛情だわ、とか思ったり。さらに、独占欲が強すぎて、権力使いそうになっている悠舜が面白いです。なぜかたまたま帰朝して凜さんと一緒に仕事してる楊修に嫉妬したり、三行半に屁理屈をこねていたりする悠舜がかわいかったですよ。

ちなみに、悠舜と凜の場面は彩雲国物語中で一番大人向け恋愛場面になりました。やっぱり少女小説ではないので、ここまで描けますよねって事で。まあ、たいしたことが全くないのはいつものことですが、とりあえず仲良しな二人が見られただけよしとしましょう。ただ、基本は切ない系ですけれども。何せ一度は別れかけたほどの二人ですからね。お互い色々ありましたし……。

それから、ちゃんと凜さんには下ろし髪姿見せていてほっとしました。あと、髪の毛の手入れを凜さんに許していたのも嬉しかったです。それくらいは許してあげて欲しかったので……。でないと何のために一緒になったんだろうとか思ってましたので。で、やっぱり猫のたとえでした。ふらっとどこかに行きたがりますからねえ。

さてさて、二人のお子さんの性別と名前は不明のままでした。でも、「燕青に似てしまうかも?」と悠舜が心配している辺り、恐らく男の子かな?と。欲を言えば、子供を抱き上げてる場面があればとても嬉しかったのですが。ただ、子供に向かって微笑んでる場面はあって、それなりに子供好きだったのが判明して嬉しかったです。

先代「鳳麟」(悠舜の曾祖母)から告げられたのは「片翼の鳥」という運命。一切の喪失とそれを引き替えにした出会い。旺季との出会いが悠舜を救い、でも旺季では悠舜の願いを叶えられないと分かったときの絶望。結局、悠舜の本当の主君が劉輝だったのは、劉輝のもつ裏の薄闇を悠舜が共有できたから。劉輝は無自覚だけれども、悠舜には分かった。そして最後の宝物が劉輝で埋まるのは、悠舜の本当の望みが自分が仕えるべき主君に出会うことであり、さらにその出会えた主君から死ぬまで一緒にいて欲しいと懇願されるほどに信頼されたから。献策をしても信じてもらえなくて殺されたり傷つけられてきた姫家の一族。なのにここまで信頼されたということは悠舜にとって本当に幸せなことだったのでしょう。

「骸骨を乞う」という退官の言葉は、作品中で悠舜・荀馨将軍・黒髪の宰相(=霄太師)の三名から出てきました。悠舜の場合は、最後まで退官は許されず、劉輝によって悠舜は「籠の鳥」状態(王宮内の祥景殿で療養)にされたまま、劉輝治世で唯一の尚書令としてこの世を去ります。私個人はやっぱり紅山か旺季の領地内にある庵で……と思っていましたが、そんなのは感傷に過ぎなくて、現実はこんなものかとも思ったりしました。ただ、あそこまで劉輝が悠舜のことを独占したいほどに信頼していたならば、悠舜としては本望だったのでは?とも思います。

そして、あれほど人生に執着を持たなかった悠舜が、本当に死ぬ間際で「もう少し生きていたかった」と思うようになったくだりで思わず泣きそうになりました。妻子と主君(=劉輝)を残してこの世を去るのはいくら死にたがりの悠舜でもさすがに心残りだったようです。全部一緒に連れて行きたいとまで悠舜が思うようになったのが本当に良かったです。ただ、そうしたことはやはり人生の最後にしか分からない境地なのだろうなというのもあって、しみじみと感慨を深くしたのでした。

いずれにしましても、色々大変な人生でしたが、それでも悠舜は短いながらも充実した人生を送れたのかな?という気がします。管理人としてはもう少しだけ、長生きして欲しかったなあと思います。ただ、物語の本当の筋はこちらの方が正しいとも思っています。ビーンズ文庫版の結末だと悠舜の仮病があまりに浮いた感じでしたから……。初読の際は一瞬、読まない方が良かったのかな?とも思ったのですが、ちゃんと結末がつくのも大事なんだなと改めて思ったのでした。

ただ、その後の物語でもずっと悠舜のことが言及され続けており、そう簡単に忘れ去られるような人じゃない!とわかったので、その意味では悠舜はずっと生きてるのかな?と感じてもいます。とにかく、私にとって悠舜という登場人物が本当に心に残る存在であったのは確かです。

それにしても残念だったのは、この短編には黎深や鳳珠たち悪夢組が全く出てこなかったことです。シリアス展開に彼らは不要って事だったのかなあと思うと少々心残りです。

・霜の躯(むくろ:旧字体の方です。)―旺季―

*大きな勘違いがあったため該当箇所のみ読み直して若干修正しました。

旺季の物語は、単なるその後だけではなくて、彼の人生そのものでした。璃桜が公子になったことで「鄭君十条」の最後の項目に該当したため政治の表舞台から遠ざかるを得なかった旺季が、悠舜の死後八年目にして振り返る、彼の人生そのものと最後の戦い。その最後の戦いは秀麗と山野のお婆さんを助けるため。死を覚悟してでも行かざるを得なくなった旺季。意外にも、それを注進に来たのが御史ブレイク直前のタンタンとは!!いやあ、タンタン、成長しましたね!ここで旺季&タンタンコンビが見られるとは思いもしませんでしたよ。新旧監察御史ということで、いい意味で引き継ぎができたかな?

秀麗を助ける際に旧来の方法しか使えなかった旺季。でもそれを使うことでしか助けられないこともわかっていたから、秀麗は否定できない。でも時代の違いを旺季がはっきりと認識したというのは、さすがに年老いたということなのでしょうか。ちなみに、ここで秀麗と旺季の最後の会話がありますが、秀麗はやっぱり自分の死期を悟っていたようですね。「長生きするの」と強がっていましたが、最後までその前向きさを持ち続けているのが秀麗らしいなと思います。ちなみに、今や「官吏殺し」の異名は清雅ではなくて秀麗につけられている模様です。そういえば、残念ながら清雅は結局登場せず……出世したかも不明です。

旺季の陰の腹心である獏に、きちんと向き合って引き際を与えてやるところは文官というよりはむしろ武将のようですね。獏も、旧世代ならではの身の引き方をしたと言えるのでしょう。

そして馬上では無敵の旺季が落馬しかけるところに彼の人生の終わりが強烈に示された気がしました。最後の晏樹との場面。あの繰り返し出てきた漢詩を口ずさみつつ、冬の最中に春を見ることもなく旺季は亡くなります。その後この陰謀に国試派が多く荷担していたことが判明して、結果葵皇毅が景柚梨と並んで宰相位につくという展開は意外でした。悠舜以外は尚書令にならなかったので、皇毅は右僕射になったということですね。*景柚梨が左僕射になったことは、悠舜話の秋の除目に出てきています。

細かいところですが、劉輝との関係も、第六妾妃との関係も、事件の真相も、劉輝の薄闇の部分も、すべて旺季にはお見通しでした。また、旺家一族の生き様、紅州州牧になった荀のお父さんの荀馨将軍との関係やら、悠舜介抱の話やら、紫装束を売り払った悠舜国試受験の事やら、経済面も含めて旺季がいかにお人好しで苦労性なのかもよく分かりました。そしてセン華王との関係および王の死の原因には旺季が絡んでいたという真実は衝撃的でした。とにかく、裏歴史では旺季が陰の主役と言っても過言ではないくらい、この話は中身が濃かったです。書き出せば本当にキリが無いので、この辺で止めておきます。

・北風の仮面―晏樹―

狐面をつけた晏樹の物語は、語り口からして晏樹の一人称で、他の短編とはひと味違うテイストになってます。(悠舜話にも出てましたが)晏樹と悠舜の出会い方があんなものだったとは!そして、最初からお互いのこと嫌いだったのね、と。あと、晏樹が悠舜の顔を「そこそこ」と表していたのでちょっと驚きでした。悠舜、やっぱりそこそこ顔良かったのね……と嬉しかったり(おい)。

華麗なる遍歴を重ねた10-20代。なんと晏樹は両刀だったのね。虜にされた前々紅家当主って……これはどうしようもないですね。あと、胡蝶との関係もようやく分かりました。黒蝶の意味も。

山野の変の一月に晏樹は朝廷を去り、陰謀に関しても何もせず(p. 402)、旺季のためにずっと看病し続けたのは、思った以上に健気だったなあと思います。

いずれにせよ、彼の一生は自分のために楽しく、でも旺季のために戦い続けたというもの。山野の変の直前に、悠舜の庵の支度をしてやったことといい、死後の処置といい、本当にずっと旺季一筋だったのが印象的でした。最後が消えるようにいなくなるのも、晏樹らしいなと。

・氷の心臓―劉輝―

ここはもう、涙なしでは読めませんでした。妊娠話はさすがに少女小説では書けないので、本編ではなくここに来るのは仕方ないですね。秀麗とのたった一年にも満たない結婚生活ですが、秀麗が劉輝と本当に幸せそうな日々を送っていたのが読めて良かったなあと思います。

それにしても劉輝の幼少期のトラウマがここまで引っ張られるとは。悠舜話から既に出てきていましたが、劉輝は実は自分の血が厭わしくて子供を愛せないかもと、悠舜と凜の子供を一度も抱き上げることもなかったという。そして、生まれてくる自分の子と引き替えに秀麗が亡くなることがあらかじめ分かっていたので、余計に悩んだといいますか。

結局娘を抱き上げられたのは秀麗の死後で、そこまで時間がかかったのは仕方ないとはいえ、せめて秀麗が亡くなるまでにあやしているのを見せてあげて欲しかったなあと思いました。ただ、そんな弱さが劉輝らしいともいえるので、年月を経るごとに少しずつ乗り越えてきたのかな、とも思います。劉輝にとって大切な三人の死を乗り越えて、やっと悠舜の遺言通り、「おそれずに前へ」進むことができるようになったのだとも言えるかもしれません。

秀麗に関しては、やっぱり悠舜と最後までパラレル関係だったなあとつくづく感じました。凜と劉輝がそれぞれの配偶者に対して喜んでしていることが「髪の毛を洗うこと」やら「髪の毛を梳ること」ですし、それをさせてもらえることで心を明け渡してくれているかのようだというところも同じ。さらに、それぞれ「野良猫」だの「なつかない猫」という比喩も共通した描写ですし(p.36, p. 454)、秀麗の「透明度が増して」きているところで悠舜を思い出してしまう璃桜の描写(p. 461)もありましたし。性格も似てるって絳攸に言われてますしね。頑固なところとか(p. 440)。二人がそれぞれ劉輝に遺した言葉は正反対のようでいながら同じじゃないかと劉輝が感じるところ(p. 438)にもパラレルが出てますし。……とまあ、何気ないところが全部重なっているのがポイントですね。

十年越しの恋愛と短期間の結婚生活も然り。その意味では、劉輝の好みって結構共通していたのでしょうね。頑固で、甘え下手だけど本当は愛を求めてる人たち。劉輝の表の部分も、裏の薄闇の部分も共有できる人たち。でも、こんな裏の部分って確かに少女小説らしくないですね。ここで始めて描けた本当の彩雲国物語、今後茶州編以降の文庫版修正では、このテイストで書き直してくれるともっといいのですが……と淡い期待を寄せておきたいと思います。

さて、秀麗が母親になって娘に言葉をかけるところ(p. 473)は本当に落涙ものでした。これはやはり経験者にならないと……という部分なのでしょうか。子供と死に別れるのはとても辛いですよね。残して逝かねばならないとわかっている場合は特に。随分と身に迫ってきました。最後まで春を待ち続けた秀麗ですが、次の春を見ることができなかったのはとても残念です。ただ、この物語の主要三人(悠舜・旺季・秀麗)はみな春を待たずに……というのが共通項になっていて、それが目次のタイトルにも繋がっていると言うことで。さらに言えば作者様のペンネームにもつながっていくという。さらに言えば、秀麗の娘の誕生は冬の最中で、確か作者様のお誕生日も1月でしたよね。こうした外部要因を解釈にどこまで絡めるべきなのかは何とも言えないのですが、色々な視点がありますよということだけは提示しておきたいなと。

あとは細かいところですが、絳攸が秀麗後宮入りと同じくして景柚梨の後を継いで宰相位に上ったということ、悠舜話で出てきた箱関連で、悠舜が絳攸宛に説教手紙をこっそり入れていたところが面白かったです。まさか絳攸も宰相になってまで悠舜に(手紙で)説教されるとは思ってなかったでしょうけどね。楸瑛は羽林軍大将軍になってました。恐らく左羽林軍だと思いますが、詳細は不明。静蘭もそこそこ出世しているようですが、官職は不明です。やっと、少しだけ成長できたのかな?とも思いますが、静蘭はやっぱり静蘭のままだったなと言うのが率直な感想です。あとは璃桜がとても素敵な青年になっていて、絳攸も自分より王佐の才がある!?と危機感を抱いている模様。確かに悠舜にも認められていましたから、璃桜もちょっとニヤニヤで、そこがちょっと面白かったです。全般的に璃桜がよく出てきたのですが、本当にいい青年になってきました。彼が宰相やっているところは是非読んでみたかったです。あと、第六妾妃と山野のお婆さんがこんな形でつながるとは!という意外性もあって中々面白かったです。これは是非お読みいただけましたらと思います。

・風花―仙―

結局、霄太師(紫仙)は見事に自分が存在していた痕跡をみんなの記憶から消して去って行きます。セン華王の死因を変えたのも彼。そして、結局何のために彼はいたのか?という疑問には、悠舜が正解を出していた模様。曰く、「その先を見てみたかったからじゃないですかね」ということらしいです。悠舜を迎えに来た三つ足の鴉は実は霄太師が変化したものでした。なぜ霄太師が悠舜の魂を迎えに?と思ったのですが、やはり答えを知られてしまったからなのかな?と。悠舜は全般的に「仙人っぽい」と言われてましたし、仙の考え方に近かったのかなということなのでしょうか。彩八仙はみんな性格が悪いってどこかに書いてましたしね。悪党の悠舜はその意味で親和性が高かったのでしょう。

そして、霄太師が最後に見たのは秀麗の葬儀の模様。劉輝が秀麗の死後ちゃんと娘を抱き上げていた場面はぐっときました。一切の喪失の先にあるのは、新たな命とそれを見守る父親としての王の姿。そして、霄太師を忘れないでいてくれた友(宋太傅)の姿。どんなに消し去ろうとしても、ちゃんと記憶に留めてくれる存在がいるから、何度も人間界に降りてきたくなるのかな?とか思ったりしました。それを見届けた後完全に記憶を消して去って行った紫仙。いつかまた見たいときに降臨するのでしょう。

ところで、最初タイトルを見たときは他の彩八仙のお話がちらとでも出てくるかと思っていましたが、全く言及なしだったのはちと残念でした。ただ、連作短編集の終わりとしては綺麗にまとまっていたと思います。

……といったところでしょうか。まだまだ言い足りないことが多いのですが、一旦ここで終わりにします。いずれにしましても、秀麗たちの物語については本当に終わりなので少々寂しいです。どこかで第二世代以降の物語など読みたいですね。知っているキャラが全く出てこないのもまた辛いですが……。

ただ、これで完全に終わりというわけではないようです。本にはさんでありましたが、ファンブックが9月に出る模様。予約制とのことなので、ちょっと考えておきます。まだまだ文庫版改訂も考えられますし、もう少し、楽しみたいですね。

いつも拍手やコメントありがとうございます。お返事できずに申し訳ないですが、いつもちゃんと読ませていただいておりますのでどうぞご安心下さい。新たな視点をいくつもお教えいただいて、勉強になります!今回の感想もあくまでも私見ですし、いろんな読み方があろうかと思いますので、また色々お聞かせいただけましたら嬉しいです。
スポンサーサイト

Comment

管理人のみ閲覧できます 

このコメントは管理人のみ閲覧できます
  • posted by  
  •  
  • 2015.04/10 16:08分 
  • [Edit]

Re: 深き眠りの水底で 

> 突然で申し訳ありません。今更なのですが深き~を探しています。手立てを教えて戴けたらと思いメッセージを送らせて戴きました。

大変返信が遅くなってしまってごめんなさい。もうしばらく全くブログには手をつけない状態でおりました。そろそろ整理しないといけないと思っています。おたずねの件ですが、諸処の事情により、採録はない状態のようで、ザ・ビーンズ掲載誌を探すしかないようですね。もうオークションで落とすしかないかと思われます。
あまりお返事になってなくてすみません。もう読んでおられるかもわからないですが……。
  • posted by 蜂蜜檸檬水 
  • URL 
  • 2014.05/04 11:11分 
  • [Edit]

骸骨を乞うの感想です。 

はじめまして。
彩雲国物語のファンです。
とっても熱く語られていたので、読んでてうれしくなりました。
悠舜様について、
姫家の毒に、徐々に蝕まれていった…という最期だったのかなと。思ったのですがどう考えていますか?
最近読みなおして、感動しました。何度読んでも泣けますよね…
よろしければ、彩雲国についてお話したいです。

  • posted by  
  • URL 
  • 2014.02/09 16:17分 
  • [Edit]

管理人のみ閲覧できます 

このコメントは管理人のみ閲覧できます
  • posted by  
  •  
  • 2012.08/24 13:42分 
  • [Edit]

Re: NoTitle 

> 本屋さんに置いていなかったので、予約しています。どうしても、内容をしりたかったので感想&ネタバレが読めて良かったです。ところで、気になったのですが・・・できれば第六妾妃と山野のあばあさんのつながりを教えて下さい。

コメントありがとうございます。偶然サイトチェックに来たところでした。
ご質問の件ですが,単純な関係(親子)ということで。あまり明快に触れられているわけではないのですが……。無事本が手に入ると良いですね。
  • posted by 蜂蜜檸檬水 
  • URL 
  • 2012.07/27 14:53分 
  • [Edit]

NoTitle 

本屋さんに置いていなかったので、予約しています。どうしても、内容をしりたかったので感想&ネタバレが読めて良かったです。ところで、気になったのですが・・・できれば第六妾妃と山野のあばあさんのつながりを教えて下さい。
  • posted by あき 
  • URL 
  • 2012.07/26 19:03分 
  • [Edit]

管理人のみ閲覧できます 

このコメントは管理人のみ閲覧できます
  • posted by  
  •  
  • 2012.05/30 13:37分 
  • [Edit]

黎深は? 

探したのですが、近所の本屋には置いてなくて、まだ読んでいません。代りにあちこちネタバレ感想を読んでいますが、悠舜の重石となったのは劉輝で、あれだけ思わせぶりに仄めかされていたにも拘らず、黎深はなりそこなったと考えて良いのでしょうか。最終巻でも庵に押しかけて、恐らくは強引についていった挙句に「邪魔だ」と北においてけぼりを喰らっていましたし。
  • posted by yuki 
  • URL 
  • 2012.04/03 14:32分 
  • [Edit]

どっぺる 

久方ぶりにお邪魔します。

蜂蜜檸檬水様の感想を興味深く拝読しました。
様々なところのレビューを見てもそうなのですが、賛否両論わかれる内容だと思います。

今までのラノベ彩雲国のノリではないですし、ハードカバー作品としても彩雲国を知っていないと読み切れないと思います。つまり、読む人を選ぶ一冊になってしまった気がします(辛口すみません)。
『骸骨を乞う』の彩雲国の世界も好きなのですけど、ちょっととまどいました。

ところでASUKAの漫画最終回はご覧になられたのでしょうか?
ショウカ様仮面をした胡蝶姐さんが衝撃!!でした。

また、4月1日の朝日新聞の天声人語で「はじまりの風」の冒頭の歌詞が引用されていて、うれしかったです。

  • posted by  
  • URL 
  • 2012.04/02 00:30分 
  • [Edit]

管理人のみ閲覧できます 

このコメントは管理人のみ閲覧できます
  • posted by  
  •  
  • 2012.03/31 22:20分 
  • [Edit]

 

晏樹が陰謀を企んだのではないと思いますが?別の人です。ちゃんと出ています。
  • posted by  
  • URL 
  • 2012.03/30 23:50分 
  • [Edit]

管理人のみ閲覧できます 

このコメントは管理人のみ閲覧できます
  • posted by  
  •  
  • 2012.03/30 00:04分 
  • [Edit]

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

左サイドMenu

プロフィール

蜂蜜檸檬水

Author:蜂蜜檸檬水
雪乃紗衣著『彩雲国物語』および『レアリア』シリーズの感想&勝手に考察・妄想語りを書いていきたいと思っています。日本ファルコムの『軌跡』シリーズについても少しばかり触れたいのですが、中々時間が取れません(涙)ので更新は滅多にありません。
*いずれにしましても全部私見ですので話半分で。

(お願い)コメント・拍手コメントを下さる際、必ずHN(ハンドルネーム)を入れて下さい。多くの方がいらして下さっているため、他の方と混同しないようにする必要があります。どうかご協力お願いします。

カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

NHK時計

※この時計の時刻は、閲覧しているパソコンのものであり、必ずしも正確な時間とは限りません

FC2カウンター

最近の記事

ブログ内検索

QRコード

QR

Amazon ウィジェット

右サイドメニュー

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。