彩雲国物語 王位継承者考察

  • 2007/12/30(日) 02:35:07

設定考察その13ということで、王位継承者について簡単にまとめておきます。

まだ謎の部分が多いのですが、とりあえず現時点で王位を継げる人は誰?という定義から簡単にまとめ、それに該当する人物を挙げておきます。確かにうーさまが悠舜に複数名あげたということになっていますが、具体的な名前まで入ってないようですね。

さて、王位継承者になるためには、
1.蒼玄王の血を継いでいること。(王家だけでなく、縹家や紫門四家でも可
2.仙洞省および縹家の承認が得られること

の2点が必要。ただし、これは何も王家に限っていなくて、王家と親戚状態にある家であれば直系でなくともいいようです。(『紅梅』ではアウトっぽい感じでしたが、『白虹』ではなぜかそれもありみたいになっていて、この辺りは設定矛盾のような気もしているのですが、さてどうなのでしょう)

で、この2点を踏まえている人物は実は結構いますので今から下に列挙します。

<王位継承者>
1. 紫劉輝
2. シ静蘭(清苑公子)
3. 紅百合(劉輝・静蘭の叔母、セン華王の妹)
4. 縹璃桜(リオウ)(縹家の人間はもともと蒼玄王の妹である蒼搖姫が始祖なので血を継いでいると言えるし、王家の女子は縹家に送られると『白百合』に記載があったので、ここでまたさらに血が濃くなっている可能性も否定できず。)一応縹家当主は問題ないだろうということで。ついでにリオウもOKかなと。
5. 旺季(紫門四家筆頭、旺家当主。「鈴蘭」でセン華王と面差しが似ているとあり、明らかに親族関係にある模様。詳しい血筋関連はこれから登場するかも)

一応はっきりしているのでこの5名。劉輝以外でも既に4、5名はいる計算になりますね。劉輝はまだ百合姫のことを気づいていないので、この辺りは次巻ではっきりするんでしょう。そして、明らかに黎深との絡みも百合が一枚かんでくれそうな予感……。

それにしても絳攸と劉輝は(無論血はつながってませんが、)戸籍上は離れているけれども微妙に親族でもあるんですねー。

いずれにせよ、次巻以降は単純に絳攸&黎深の話で終わらず、王位継承戦争(内乱?)の可能性も浮上してきたのでもっと王家(と縹家)が掘り下げになるんでしょうか。

これをもう少し考えるためにはセン華王のさらに前の王様の時代(いわゆる暗黒の大業年間)について考える必要が出てきたみたいですので、それについては近いうちに考察したいと思います。

しばし待たねば

  • 2007/12/27(木) 05:24:13

年越しまであと少しですね。

今年は夏から彩雲国物語と出会えて、こんなオタクブログまで開設することになるとはゆめにも思わなかったです。ありがたいことに1万アクセスも超えました。拍手もたくさんいただきまして、本当に感謝しています。

さて、新刊情報がそろそろかなーと思って色々探してみたのですが(今回のサイト様はClover様とビーンズ文庫公式HPです。リンクはこちら1こちら2(公式HP))どうも来月末発売予定の『ザ・ビーンズ』Vol. 10にも、2月1日発売分にも彩雲国はないようです。3月はまだ不明ですが、やはり連続刊行だったせいか、次は早くて3月、でなければ4月以降になりそうですね。

ですが、またまたドラマCDが2月に出るようですね。

その名も

彩雲国物語 セカンドシリーズ ドラマCD3 番外編〜「奔流の愛〜邵可と黎深と悠舜〜」「秀麗と劉輝〜あなたに会えてよかった〜」

なんだかうわーなタイトルですが、ちょっと聞いてみたい気がする。かなり珍しいトリオですよね。一体どんな話になるのかかなり興味津々。百合姫がらみなのか、それとも『白虹』での大喧嘩に至るまでの黎深と悠舜の不倫もの(?!)なのか。どうせ秀麗に関することで、飲み会系なんでしょうけれど……。こちらの版のワンパターンはそろそろ変えて欲しい気がします。

後半はどうせまたモノローグ形式になるでしょうから、その辺はあまり興味がないというかなんというか。何せ主上と秀麗だからなー。べつにCDにせんでも……と思ってしまうのはいけないのでしょうかね。

いずれにせよ予約購入予定に入れておきますので、また聞けたら感想アップします。うまく間が持つのでこれはこれで良しとしなければいけないですね〜。アニメも3月までですし。その後も関心が続くといいのですが……。だらだら妄想でよければ、細々と考察していきたいですので、これからもよろしくお願いします!

彩雲国物語 アニメ ドラマCD 第3巻 「みんな朝を目指してる」 感想

  • 2007/12/26(水) 14:48:29

彩雲国物語 アニメ ドラマCD 第3巻 「みんな朝を目指してる」の感想です。

「彩雲国物語」ドラマCD 第三巻 みんな朝を目指してる「彩雲国物語」ドラマCD 第三巻 みんな朝を目指してる
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もっと早くに感想を書きたかったのですが多忙で書けず。一度聞きましたが、もう一つの方の版(ジェネオン版だっけ?)より長いし、まったりしたお話でかなり良かったですよ!

ところは茶州、時期は秋祭りが終わり、朝賀出発直前の頃。もう克洵&春姫と、悠舜&凛は結婚しちゃってるっぽい設定でした。かなり原作寄りですね。

州城で執務中の秀麗&影月&悠舜のところに香鈴、春姫、凛がやってきて秀麗をお買い物に誘う。小物屋であれこれアクセサリーを見て回る女子組。春姫が克洵のために簪を買っていたかな。凛さんは自分のものを買うくらいなら悠舜のために何か作る!と相変わらずのろけていました。

その後はおなべ大会で、密かに女性陣が秀麗のために買っていた口紅を秀麗にプレゼントして皆で着せ替えごっこ(朝賀の予行演習だったりもしてる)。男性陣はたじたじになっているところが面白かった。特に妻帯者&両思い組(克洵・悠舜・影月)は皆それぞれのパートナーのことを語るもんだから、静蘭と燕青がちょっと蚊帳の外っぽかったりもして。でも本当に茶州編って恋愛&カップルだらけだったんだなーと改めて感じました。

あとは燕青と静蘭が朝賀行きをかけて決闘もどきをしてましたよ。まあ燕青が静蘭にハッパをかけたって言うのが妥当なのでしょうが。つくづく静蘭は燕青に甘えてますね〜。

あとは王都組がちょろっとでてきたけど、別になくてよかったかなーという気が。あ、でも、確か劉輝がお饅頭を食べているところで、その饅頭は黎深作だとか何とか言ってたような……。これだけは絶対ありえない〜!とか突っ込みたくなった。というかそれ以前におなじマリン版の「愛情料理〜」と矛盾するじゃないか〜とか思ったんですけれども。

あまり大きな話ではなかったけれど、一番ほのぼのしている時期の裏話が読めた気分で、それが一番良かったです。茶州編っていつもドタバタしている印象がありましたしね。

てなわけで〜

彩雲国物語 アニメ第2シリーズ 第30話 「鳴かぬ蛍が身を焦がす」 感想

  • 2007/12/23(日) 07:25:09

彩雲国物語 アニメ第2シリーズ 第30話 「鳴かぬ蛍が身を焦がす」(『青嵐』pp.131-)の感想です。

いよいよ今年最後の放映でしたね。今回はおおむね原作どおりだったのであまり言うことも見つからず。若者組が中心で話が進むときは丁寧に描いてくれるようです。

今回は秀麗の髪形がいろいろ見られてよかったかな〜ということにつきそうな回でした。あとセーガインパクト!もあるにはあったのですが、やはり小物感がぬぐえないですね。清雅の髪結いはかなりのものですね。それには感心しました。今ならカリスマ美容師として売り出すこともできますね〜。

十三姫は秀麗と比べて、似てるけれどもやはり胸も大きいし美人だなーと。性格はさっぱりしていて私は好感を持ちました。

珠翠と十三姫の場面では、珠翠が楸瑛を毛嫌いしている様子がありありで、その意味でも楸瑛が不憫。ですが自業自得でもありますしね。

タンタンの突っ込みは相変わらずでしたが、それにもまして静蘭の足蹴が凄かった。でも彼もまた秀麗から見たらひどいこと言っているわけで全然フォローしてないというか正直すぎというか、タンタンと組んでいるときの静蘭は本当に人間らしいです。

劉輝と厩で再会する場面はとても劉輝らしくてお馬鹿だったなーとか。秀麗を迎えに来た場面での切ない楸瑛の表情とか、十三姫と劉輝の場面とか、読んでいた印象とあまり変わらなかったのが良かったですけど、あまりインパクトそのものはない回だったような気がします。

隼と秀麗が接触する場面では隼が重大なヒントを残していきましたね。

「何もかもうまくいく方法」

十三姫も同じことを言っていましたが、藍家ではこれを常に考えて生きてるんでしょうかね。

年明けでいよいよ暗殺未遂事件に入るのかしら?それとももう少し引っ張るんでしょうか。『青嵐』はちょっと丁寧に扱っているようですから、ゆっくり進めて欲しいな、と思います。

彩雲国物語 未来予想(妄想)呟きメモ(12)

  • 2007/12/22(土) 21:10:03

12/22
・秀麗の(真の)雇い主?(その2)

前回ブログの調子がすこぶる悪く、残りの部分が消えてしまい、とりあえず途中までで公開していましたので、今回は補足として若干追加して書きます。拍手が大量にいただけたということで、この内容に関する関心が高いんだなーとしみじみ思いました。

さて、秀麗の雇い主が悠舜だとすれば、悠舜から見て都合の良いことは以下の通りです。

・.まず、塩・兇手の件を秀麗に調べさせ、事実関係を明らかにすることで、

塩→殺し屋→陰謀把握→貴族派領袖捕縛可能に→中央集権制度確立

というルートを成立させ、貴族派を解体に追い込むのではないかと。その意味で悠舜の計算どおりになる可能性が高くなります。監察御史には宰相まで捕縛できる権限があるという点がポイントです。

・更に藍家とのつながりが得られる(秀麗は楸瑛・龍蓮とつながりがあるので、塩の件をきっかけに藍家の情報&伝手を得やすい)。→うまくいけば今回の件からうまく藍家を取り込めるかも?とか。

・ついでに紅家出身なのでうまくいけば黎深を動かせる?→紅家をとりこめますね。その前に絳攸をどうにかする必要が出てきていますが。

・紅藍両家を従えた後に他の彩七家(茶家以外の黒・白・黄・碧)をも王に恭順の意を表させる。秀麗なら碧珀明と同期だし、歌梨さんたちの例もあったので、碧家は大丈夫かなと。

……などなどですか。

もしこの通りだとすると、さすが悠舜、伊達に碁が強いだけのことはあります。絳攸が黎深から「いつも人の100歩先を見ろ」と言われていましたが、悠舜は200歩くらい先を見ていそうです。

ただし、言い方を変えれば悠舜は大変な策士だということでもあって、下手すれば実は黒幕あるいはラスボス?という説が浮上してしまいますね。ただ、現状では、まだこの黒幕?説を完全否定することはできませんので、さてどうなるかというところです。まあ宰相になるには純粋なだけではダメですからね。霄太師も大変なタヌキだったようですし。あと悠舜に必要なものといえば、いざというときの暗殺者くらいですかね。黒狼まで使いこなせるようになれば本当に最強(最凶)の宰相になってしまいますよ〜。

妄想ながら大きく出てはみましたが、いかがでしょう?楸瑛の碁&団子の件も悠舜が……という事が『白虹』で分かりましたし。そしてその伏線は『緑風』で張られていたものですから、今回の件も大元をたどれば『緑風』ですし、あながち間違ってはいないかも?とか思っています。

それにしても皇毅と悠舜は一体どういう関係なのでしょう?本当に皇毅が悠舜の指示に従った、ということであれば、明らかに悠舜は貴族派とみなされている、ということですね。あるいは皇毅が貴族派の影響から逃れたいのでは?とも考えられます。ただその可能性はきわめて低いですが。でも皇毅が旺季の意に逆らってまで秀麗を退官に追い込まなかった件についてはいまだに不思議な気がします。皇毅の真意はどこにあるんでしょう?

てなわけでこの辺で〜

彩雲国物語 未来予想(妄想)呟きメモ(11)

  • 2007/12/21(金) 01:08:21

12/21
・秀麗の(真の)雇い主?

『紅梅』・『緑風』を通して冗官時代が描かれ、その最後で秀麗が葵皇毅に拾われて監察御史になりましたが、そのときに本当に皇毅が秀麗のことをスカウトしたくてしたのかな?という疑念が出てきたのでそれについて考察してみようかと。

というのも、皇毅は旺季の息がかかっている後継者のひとり、つまり明らかに貴族派のメンバーだし、その皇毅がわざわざ退官寸前の、それも旺季が密かに退官を願っていた人物を拾うというのはどうも裏切り行為っぽいなあと思えたので。あと、旺季は『緑風』の最後で退官処分となった名簿を見て驚いていたから、明らかに皇毅が拾ったとは知らないわけで。

さらに言えば、拾った後でさえもいつでも退官に追い込めるだろうに何のかんの言っても秀麗を一人前の官吏に育て上げているところから考えてもどうにもおかしいなあと思うわけです。ということは皇毅は別の人物から秀麗を拾えと言われたような気がしてなりません。

さて、その人物とは……なのですが、私は悠舜じゃないかなと思っています。で、これは悠舜が私の一押しキャラだからというのではなくて、ちょっと気になる部分が『緑風』の記述にあるからです。それは皇毅と晏樹が回廊で出会う場面で、皇毅が悠舜のところへいっていた理由が「仕事だ」といっていたから。しかもこの伏線は実は回収されずじまいになっています。もちろん、塩の件だろうというのは察して余りあるのですが、言われたのはそれだけじゃなかったのでは?と思うようになりました。

秀麗は『紅梅』からずっと贋作以外にも金物と塩に関して気づいていたわけで、同じように気づいていた悠舜がそこに目をつけて秀麗を監察御史に据え、調べさせようとしたのでは?色々美味しいですしね。

細かい考察も書きたいのですが、なぜかブログの調子がおかしく、いつも記述が消えてしまうので(これでもう3回目)この辺にしておきます。調子が直ったらもう少し書きたいのですが。では。

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彩雲国物語 未来予想(妄想)呟きメモ(10)

  • 2007/12/17(月) 02:00:41

ちょっと忙しくてあいてしまいました。
今週はドラマCDとアニメの今年最終分が放映されますからまた色々書きたいですね。

12/17
・純情鳳珠と大人の鳳珠
『白百合』でかなり男前度&不憫さが大幅アップした奇人さん(鳳珠)ですが、でも今の段階ではあの楸瑛でさえ感心するほどの大人の男ぶりをあらわしているわけで。この合間になんかあったのだろうか……とか勝手に想像するのは結構面白いですね。

まあ単純に考えて人生経験が増したからそれに伴って昔からしていることでもなんとなくスムーズになった、っていうことなんでしょうけどね。あの顔じゃあいつも事件になるからこっそり恋愛しようにも難しいだろうなー。それ以前に働き者だから絶対遊びになんか行かないだろうし。

次巻では是非鳳珠と秀麗の関係をそろそろ進めて欲しいかなーとか思ったり、いやいや絳攸とのこともあるし、劉輝も動き出したしで、恋愛側面が大いに描かれそうな予感……!でもそれしちゃうと本筋(!?)の政事方面はどうなるんだーとかなるし。うむむむむむ。

・状元の責任:悠舜たちの進士時代
国試の事を調べていると状元及第した人は及第直後から結構色々忙しいみたいなのですよ。各方面への挨拶回りやら、酒宴で礼を述べたりとか、スピーチ原稿みたいなのをお偉いさんに書いてもらったりとか、全部状元がするらしいんです。悪夢組のときも恐らく及第後の酒宴があったでしょうし、その頃から悠舜は苦労したのかも……とか勝手に思ってしまうんですが、どうなんでしょうね。

そうそう、悪夢組は酒宴では何かあったのだろうか。絳攸たちのときは中々凄かったようですが。絶対悪夢組のときも何かあったに違いない(黎深はもう新婚だったから除いて)。これもちょっと気になっています。鳳珠が酒宴で大活躍!?あ、でも酒席の主役は飛翔かも……。いずれにせよ酒宴まで「悪夢」の予感……!

・よく読むと……
実は『黄金』で悠舜のことが初登場した際、劉輝は悠舜のことをあまり知らないような発言をしていたのですね。「確か……足がお悪いと聞いたが」とかいってますよ!!『心藍』で、即位式の際、悠舜に怒られていたってちゃんと知ってるのに〜。ここは明らかに設定矛盾ですね。どっちかに統一して欲しかったところではありますが、『漆黒』までと『白銀』からは明らかにトーンが違いますので、仕方ないんでしょうかね。どうも担当さんが変わったのがこの辺りからだったようですし、その辺りから設定矛盾が頻発になるので、やはり担当さんの力量が……ということになりますね。作家の方の自己訂正能力ももちろん大事なのですが、岡目八目ともいいますし、やはりここは担当さんにしっかり頑張ってもらわなくては!というのがよくわかりました。(私もミスが多いので気をつけます……)

てなわけでこの辺で。


彩雲国好きさんへ100の質問

  • 2007/12/09(日) 13:00:00

またまた質問シリーズ発掘してきました!今度は桜花苑さまからです(リンクはこちら)。ありがとうございました。

では管理人の回答を以下に。

■彩雲国好きさんへ100の質問■

1 お名前はなんとおっしゃいますか
蜂蜜檸檬水です

2 ご自分のサイトを持ってらっしゃいますか?
ブログのみです。

3 「はい」とお答えの方、サイト紹介をお願いします。
当ブログです。

4 『彩雲国物語』を他人に勧めたことがありますか?
家族には。

5 その方の反応は?
微妙……

6 ネット外のお友達で、彩雲国の話をできるひとがいますか?
いないですね。皆大人なので……。

7 いままでのストーリーで、いちばん泣けたシーンはどこですか?
泣けた……というのではないですが、影月が一旦消えてしまったところ。

8 それはなぜですか?
ギリギリで助かってくれーって思っていたのに裏切られたからかな?
でもさらに裏切られてしまったわけですが^^;

9 いままでのストーリーで、いちばん笑えたシーンはどこですか?
やはり『白百合』での仮面男勢ぞろい!の場面。

10 それはなぜですか?
なんといってもみかんとパンダが……ククク。

11 今までのストーリーで、いちばん腹が立った/イヤだと思ったシーンはどこですか?
『青嵐』の劉輝登場場面。ちょっとどうよと思いました。

12 それはなぜですか?
あまりに情けなさ過ぎたから。ここまで落とさなくてもいいのになあと。

13 今までのストーリーで、いちばんときめいちゃったシーンはどこですか?
どきどき?ですか。ええと、「お見舞い〜」で鳳珠が秀麗の髪を梳いてやるところかな。
もう一つ言っていいなら「初恋〜」の悠舜が柴凛の手首を掴んじゃうところ。

14 それはなぜですか?
なんだか大人の男の魅力全開ってヤツですか?二つともそうですよね。
あと後者は悠舜がどうプロポーズしたのかが気になって……という意味でドキドキでした。

15 「ここだけは…」と思うツッコミどころはなんですか?
「白百合」での時間描写が極めて曖昧だった(考察参照してくださいね)

16 登場人物の名前を、すべて漢字で書けますか?あるいは読めますか?
読むのは大丈夫。書くのはPC任せ。

17 本文とイラストで、イメージが違うと思ったのは誰ですか?
悠舜かなあ。由官吏時代とイラストの雰囲気が変わりすぎかと

18 一番好きな挿絵はどの巻の何ページの誰の絵ですか?
『緑風』の悪夢組対恩蔭組の場面。緊張感があっていいのと、悠舜の表情が好きだから。

19 一番好きな台詞は、誰のなんという台詞ですか?
今の一押しは『白虹』の楸瑛の台詞:「あーっ!あんなところに邵可さまがっ!!」

20 彩雲国のテーマソングにしたい曲はありますか?
アニメ主題歌でいいと思います。

21 各キャラクターに合う曲はいかがでしょう?
キャラクター多すぎなのでいらないかと。

22 登場人物の中で、自分に一番似ているなと思うのは誰ですか?
実は……黎深かも。

23 それはなぜですか?
子どもで我侭で甘えたなところ。傍若無人とかではないはずですが……。

24 最強キャラは誰だと思いますか?
悠舜と邵可。表悠舜、裏邵可で。

25 それはなぜですか?
表の悠舜はあの黎深を従えられるというだけで最強。
裏の邵可はついでに藍家三つ子当主も従えられるので最強。

26 いちばん哀れなのはどのキャラだと思いますか?
鳳珠。今までは楸瑛でしたが、『白百合』を読んで考えが変わりました。あんなにいい人なのに、楸瑛と違って品行方正なのに……。あの純情だった鳳珠を壊した黎深をちょっと恨みます。

27 一押しカップリングは誰と誰ですか?
前から言ってますが悠舜と柴凛。毎巻毎巻ラブラブな想いがつづられてますし!

28 彩雲国のキャラクターの中で、現代日本にいちばん馴染みやすいのは誰でしょう?
意外に龍蓮!かと

29 それはなぜですか?
龍蓮くらいの変人なら一杯いますし、彼はなじむの早そうですから。

30 逆に、いちばん現代日本に馴染めなさそうなのは誰でしょう?
邵可

31 それはなぜですか?
今みたいなときの移り変わりが速い時代ではすっかり取り残されてしまいそうだから

32 ファースト好きキャラは誰ですか?
鄭悠舜さまで!

33 その方のどこが好きですか?
最強キャラ&やさしい&頭いい&大物&諭してくれる&ちゃんと怒ってくれる、などなど。
(黎深や劉輝が悠舜に愛を捧げる気持ちとかぶるかも)

34 ファーストとデートするなら、どんな場所が良いですか?
悠舜が足が悪いので、車椅子押しながらバリアフリーな水族館とか。
普通にまったり図書館デート。

35 ファーストがもし現代日本にいたら、どういう生活(住居・仕事など)を送っていると思いますか?
うーん。彼は賢いのでキャリア公務員になってそうですね。
東京暮らし・省は総務庁辺りで(彩雲国時代とあまり変わってないかも)
もしくは大学教授とかで、法律か文学とかを教えていそうですね。

36 ファーストがもし現代日本にいたら、自分とどう関わってくると思いますか?
ほとんど関連なさそう……。たまにテレビで見かけるとか?
もし同じ大学なら彼の講義を受けている一学生っていう立ち位置で。たまに質問しにいければいいなあ、くらいで。

37 ファーストがもし現代日本にいたら、どんな洋服を着ていると思いますか?着せたいですか?
間違いなく背広!!きっちりブリティッシュ・トラッドで。

38 セカンド好きキャラは誰ですか?
鳳珠!

39 その方のどこが好きですか?
やはり大人の男性の魅力、性格、有能さ、美貌!

40 セカンドとデートするなら、どんな場所が良いですか?
おしるこや……。でも邪魔が入りそうなので大人のバーとか。夜なら顔も判別しにくいし。

41 セカンドがもし現代日本にいたら、どういう生活(住居・仕事など)を送っていると思いますか?
芸能人かもしれない。舞台映えしそうですね。もしくは美形を生かしてホストクラブ?六本木の夜の帝王とかだったらどうしよう。

42 セカンドがもし現代日本にいたら、自分とどう関わってくると思いますか?
これもあまり関係なさそうだなあ。テレビで見て気絶してるとか?

43 セカンドがもし現代日本にいたら、どんな洋服を着ていると思いますか?着せたいですか?
燕尾服!もしくはオペラ座の怪人みたいに仮面&タキシード&薔薇の組み合わせで舞台に立って欲しい!!

44 ファーストとセカンドが両方告白してきたらどうしますか?
私は悠舜をとりますね。鳳珠、ごめん……。君はいい人だからきっと他にも見つかります……って皆に言われちゃうんでしょうね、彼は。悠舜のほうが色々助けてあげたくなってしまいますので……。

45 もし『彩雲国物語』の世界に自分がいたら、どんなキャラクター(性格)だと思いますか?
間違いなく黎深+タンタンの組み合わせのような気がする。

46 もし『彩雲国物語』の世界に自分がいたら、どんな生活(住居・仕事)を送っていると思いますか?
男性なら、下っ端官吏として吏部か戸部づとめ。
女性なら、後宮の宮女がいいですね。

47 もし『彩雲国物語』の世界に自分がいたら、どこの州に住みたいですか?
藍州がいいです。

48 それはなぜですか?
水の都・玉龍が気に入ったので。

49 もし『彩雲国物語』の世界に生まれるとしたら、七家のうちならどの一族に生まれたいですか?
黄家

50 それはなぜですか?
お金もちそうなのと、自分も美形に生まれつく可能性が高そうだから。

51 その人物は、主人公の紅秀麗とはどのような関係でしょうか?
たまに挨拶を交わす程度。遠巻きに見ていそうです。

52 その人物は、ファーストとどのような関係ですか?
超尊敬する人物!なのでこれも遠巻きに。

53 その人物は、セカンドとどのような関係ですか?
親戚か上司。

54 あなたは殿試に合格して、新進士となりました。どの部署に配属されたいですか?
戸部がいいかな

55 それはなぜですか?
上司の有能さと自分の裁量で仕事をさせてもらえそうだから。

56 この部署だけはイヤ、と思うのはどこですか?
吏部

57 それはなぜですか?
上司が尊敬できない(by楊修)

58 そしてその後、あなたは、どうなっていくでしょうか?
適当なところまで出世。願わくば侍郎位にはなりたいかな

59 秀麗が、「お給料日までまだまだ日があるのに、家計費が乏しいから、今夜からおかずは一品だけ、ごはんは麦ご飯よ!」と言ったら、あなたはどう答えますか?
「ダイエットになりそうだね」というかも

60 劉輝が、「夜、一緒に寝てくれ。手を握って」と言ったらどうしますか?
「手つなぎ金一両から」と交渉に入ります。

61 静蘭が、「お嬢様の次にあなたが好きですよ」と言ったら、あなたはどう答えますか?
「じゃあその証としてたけのこ取ってきて」

62 燕青が、「なー、俺と師匠の借金、肩代わりして?そんかわり、これから一生用心棒してやるからさ」と言ったら、あなたはどう答えますか?
「どうせ借金取りが追いかけてくるから用心棒の意味がない」

63 影月が、「僕、もうじき死ぬんです。あなたのことがとても好きでした」と言ったら、あなたはどう答えますか?
「何とか生き延びられないの?」とひたすら延命法を考える

64 龍蓮が、「おお君の答えは風情があって面白い。ではいいものを見せて貰った礼に一曲」とやおら笛を取り出したら、あなたはどうしますか?
おもむろに耳栓をした後、「ありがとう、さあどうぞ」

65 絳攸が、「お前、国試を受けろ。そして合格して女官吏になれ」と言い出したら、あなたはどう答えますか?
「もちろん、そう言うからには受験対策や費用はそちらもちですよね?」

66 楸瑛が、「私は長い間思い切れないでいるひとがいるのだよ。どうすればいいだろうか」と弱音を吐いたら、あなたはどう答えますか?
「まずはちゃんと告白しなさい!!」

67 邵可が、「お茶をご一緒しましょう」と言ったら、あなたはどう答えますか?
「お菓子を取ってきます〜」といいながらとにかく自分でお茶を入れる。

68 黎深が、「兄上の邸の庭院で、私が送った李の花を一番に咲かせてこい」と言ったら、あなたはどう答えますか?
「そんなことは自然に任せないと」

69 玖郎が、「紅家に嫁に来てくれ。そして跡を継いでくれ」と言ったら、あなたはどうしますか?
「いやです」(by悠舜)

70 鳳珠が、「こんな不備だらけの書類は受け取れん。出直してこい」と労作を突き返してきたら、あなたはどう答えますか?
「うううっすみません、いますぐっ」といって徹夜で仕上げる。

71 悠舜が、「明日までに四書五経(これは実在書)すべて暗記してきてください」と言ったら、あなたはどう答えますか?
「無理です、悠舜さまは一日で暗記できたのですか?」と逆に聞き返す。
もしくは「暗記法をまず教えてください」という。

72 柚梨が、「うちの上司は人使いが荒いので困ってるんです。あなた、雑用を引き受けてくれませんか?」と言ったら、あなたはどうしますか?
「雑用なら……あとでお茶入れてくださいね」とにっこりして言う。

73 飛翔が、「おらおらおら、酒も持たずに俺の前に出るんじゃねえ」と言ったら、あなたはどう答えますか?
「酒のつまみは持ってきましたから一緒に一杯どうですか?」

74 欧陽玉が、「うちの上司は酒臭くて、こっちも仕事にならないんです。なんとかしてください」と言ったら、あなたはどうしますか?
「あなたも酒臭くなればわからなくなりますよ」と一緒にのみに誘う。

75 朔洵が、「30個の杯に1つだけ毒が入っているよ。順番に飲んで、運を試そう」と言ったら、あなたはどう答えますか?
「運試しは宝くじで十分です」

76 白雷炎将軍が「お前も羽林軍に入れ!」と言ったら、あなたはどう答えますか?
「体力ないのでパスします」

77 黒耀世将軍が「…………キノコ採りに行け。右羽林軍に負けたら承知しない」と言ったら、あなたはどう答えますか?
「体力ないので無理です」

78 霄太師が、「夏バテ官吏たちが煩いから、超梅干しを作ってくれ。できるだけたくさんじゃ」と言ったら、あなたはどう答えますか?
「ではご一緒に作りましょう!材料集めはよろしくお願いします」

79 宋太傅が、「お前、だらだらネットなんぞやってるんじゃない。わしが鍛えてやるから来い!」と言ったら、あなたはどう答えますか?
「体力ないので(以下略)」

80 茶太保が、「仲障を暗殺してきてくれ。英姫にも悟られぬように」と言ったら、あなたはどう答えますか?
「暗殺するための部隊をお貸しください」

81 胡蝶が、「あんた、うちの妓楼でも売れっ子になれるよ。今からでも転職しないかい?」と言ったら、あなたはどう答えますか?
「胡蝶姐さんの場所を奪っちゃうかもですよ?」と挑戦状をたたきつける

82 柴凜が、「こんな発明をしたから、実験台になってくれないか?」と言ったら、あなたはどう答えますか?
「発明品によりますね」

83 柴彰が、「うちの利息はトイチ(十日で一割)です。それでもお金、借りますか?」と言ったら、あなたはどう答えますか?
「……結構です」

84 克洵が、「べべべ勉強教えてくださぁぁぁい(泣)」と言ったら、あなたはどう答えますか?
「教えてあげてもいいけど、春姫さんに教えてもらったほうが早いかもよ?」

85 珀明が、「碧家に来て詩歌音曲を極めてみろ」と言ったら、あなたはどう答えますか?
「極めてみたいです!いい先生をまず用意してください!」

86 縹璃桜が、「君は薔薇姫の生まれ変わりではないのか」と言ったら、あなたはどう答えますか?
「聞かれなくてもあなたならお分かりになるはずでは?」

87 東相記、鴦鴦伝、彩宮秋、琵琶記、蒼遙姫。何のことかわかりますか?
二胡の曲名ですね。『茶都』にでて来ましたね。

88 既刊の文庫タイトル、一番好きなのはどれですか?
『藍より出でて青』かな

89 既刊の文庫表紙、一番好きなのはどれですか?
これも『藍より出でて青』

90 想像してください。秀麗はお話の最後に、どの地位にいると思いますか?
一応伝説の女官吏という史書の記述どおりになるとすれば、劉輝の奥さんじゃなくて官吏として終わっているはずですから、宰相までなるかはともかく、そこそこの地位まで上るかも?もしくは今の地位で退官して劉輝の奥さんになるのかな。

91 想像してください。秀麗は最終的に誰と恋人同士或いは夫婦になると思いますか?
一応定説どおりに劉輝ということにしておきます。夫婦になるかは?ですが、恋人までにはなれるかも。

92 想像してください。静蘭は最終的に清苑公子であることを公表すると思いますか?
公然の秘密という状態で終わりそうです。

93 想像してください。楸瑛と珠翠は恋人同士あるいは夫婦になると思いますか?
思いは通じるけれども悲恋の予感……。珠翠が縹家に操られて死んじゃう可能性大なので。

94 だんだん謎が明かされ始めていますが、いまでも謎だと思うのはどんなことですか?
悠舜の過去

95 それに対するあなたの見解は?
邵可並みにヘビーな過去&かなり重大(王家も巻き込むかも)と予想しています。

96 今後、文庫の表紙絵はどんなものを期待しますか?
悪夢組のみの表紙!怖いものみたさです。

97 番外編で読んでみたいキャラクターの話はありますか?それは誰のどんな話ですか?
前に書いたものがかなりの部分『白百合』に書いていただけたので、今は燕青と悠舜の茶州出会い編が読みたいです。あと、悠舜と柴凛の悠舜側からの恋物語を。どうして悠舜が柴凛を好きになったのかを彼自身の言葉で読みたいですね。後は絳攸の女嫌いになった原因の事件の詳細を。

98 作者の雪乃紗衣さんに一言お願いします。
お体を大事になさって完結させてくださいね!

99 挿絵の由羅カイリさんに一言お願いします。
いつも美しい画に感動です。もっと悠舜を書いてください!

100 お疲れ様でした。秀麗に一言言ってあげてください。
無理せず、ぼちぼちいきましょう

てなわけで。時間かかりました。

彩雲国物語 未来予想(妄想)呟きメモ(9)

  • 2007/12/09(日) 11:31:18

12/9
・キャラクターと小道具

彩雲国物語の魅力の一つにキャラクターがそれぞれ立っている!というのがありますが、よく考えると、何かしらわかりやすい特徴がありますよね。言葉遣い・服装・髪型・性格……。その中で、今回は各キャラクターが持っている小道具に焦点をあててまとめてみました。かなり強引かも……。

秀麗:二胡・箒・饅頭・甘露茶・麺棒・包丁・蕾の簪
劉輝:剣(莫邪)・お茶・お菓子・団子・刺繍・お手玉
静蘭:剣(干將)・たけのこ・お手玉
絳攸:筆・書巻(吏部の人は皆そうかも)・佩玉(花菖蒲入り)
楸瑛:剣(花菖蒲入り)・珠翠の扇・団子・花菖蒲の刺繍入り白手巾
燕青:棍・借金
胡蝶:札(カード)
珠翠:扇・暗器・狐仮面・二胡・刺繍
影月:薬湯・蕾の佩玉用飾り玉・中の人(白夜)←小道具?
龍蓮:横笛・札(カード)
珀明:筆・書巻(吏部だから)
香鈴:お茶・香・茶太保にあげた手巾
柴彰:めがね
柴凛:発明品
朔洵:毒物・甘露茶
克洵:茶家当主の指輪
春姫:小道具みあたらず
英姫:羽扇
蘇芳:狸軍団グッズ
清雅:銀の腕輪
晏樹:桃
皇毅:竜笛
邵可:父茶・暗器(鋼糸)・琵琶
玖琅:みかん・七彩夜光塗料の木簡
黎深:扇子・みかん・琵琶・みかん仮面
鳳珠:仮面(ミナミボラボラ鳥仮面他)・しるこ
悠舜:杖・羽扇・パンダ仮面
飛翔:酒瓶
文仲:見当たらず(あえて言えば名言?)
州尹:姜州牧名言集の原稿
百合:琵琶・鉢植え・しるこ
柚梨:筆・書簡(戸部も同じかも)
陽玉:装飾品
楊修:筆・書簡(吏部だから)
紫霄:超梅干の壺
黄葉:酒瓶
リオウ:茶菓子・知恵の輪(悠舜からもらった)

とりあえず、思いついたのはここまで。よくもこれだけ色々小道具出せますね。でもこれがあるからこそキャラクターを間違えずに覚えられるという点もあるわけで。それにしても悪夢組(メイン三人)は非常に明確な道具もちだということが改めて判明しました。元々からわかりやすいので三人三様の個性がはっきりして覚えやすく、そして親しみがあるのでしょう。絳攸があまり小道具もちじゃなかったので、次巻でそろそろ新たなる特技とか披露してもらいたいものです。せっかく紅邸にいたのだから琵琶くらい習ってるんじゃないかと思っていますが……。

彩雲国物語 国試制度考察(その3)

  • 2007/12/07(金) 02:28:00

設定考察その12で、国試制度考察(その3)です。今回は日程と費用について。

国試の受験日程&費用内訳

前に年表を作成していた時、作中では秀麗たちや悪夢組は皆新年に貴陽に集まってそれから2月頃に受験していましたね。一体具体的には何日くらいなのだろう?と思って調べてみました。(作中の時期と若干ズレが生じるかもです)

<国試日程>
*日程は全て旧暦
・『科挙―中国の試験地獄』より清朝末期の場合
州試:第1回:8月9日 第2回:8月12日 第3回:8月15日
州試合格発表:9月5‐25日の間
会試:第1回:旧暦3月9日 第2回:3月12日 第3回:3月15日
会試合格発表:4月17日ごろ
殿試:4月21日
唱名式(合格発表&進士式):4月25日

・『科挙の話』より唐代・宋代の場合
唐代
州試:日程不明
会試:2月3‐11日
殿試なし
唱名(天子に合格者の名を告げる):3月2日(同日かその翌日に発表だったらしい)

宋代
州試:日程不明
会試:2月18-20日
会試合格発表:不明(恐らく一月後と推察して3月20日頃)
殿試:3月23日
唱名式:4月17日

以上から考えて彩雲国での日程を勝手に推定してみました。『白百合』での様子や秀麗たちの進士式から礼部預かりの時期も踏まえて出してみると、こんな感じでしょうか。

州試:8月9日‐15日
州試合格発表:9月5‐25日

貴陽集合:新年から1月半ばごろ(『白百合』で黎深が予備宿舎に行ってから1月後に会試とあるので、遅くても大体1月半ばまでには貴陽に到着しているはずです)
会試:2月18-25日ごろ(会場入場等を含めて七日間と『藍青』にあり)*2月上旬の試験設定では『白百合』や「会試直前大騒動!」の記述と矛盾するので宋代の日程を採用しました。恐らく確定です。
会試合格発表:3月2日ごろ?(あるいは3月20日ごろ)*ここが一番わかりにくい部分です。考察は下に。
殿試:会試合格発表直後?あるいは3月23日ごろ?*上記に同じ。
唱名式:3月末‐4月頭ごろ?*『紫宮』でのスモモの開花時期を考えるとこの辺かなと。

唱名式の日程を宋代の通り4月半ばにしてしまうと秀麗たちの茶州赴任時期がずれてしまう(年表より)なので、こちらで勝手に早めてしまいました。(別に早めなくても大丈夫かもですが、年表考察にあるとおり旧暦の新月=1日説を取っていると日程にズレが出てしまうため)*ちなみに、新月=1日説でないと朔洵の名の由来が矛盾してしまいます。

あと、百合姫が黎深が1ヵ月貴陽紅邸に帰ってこなかったといってましたので、1月半ばから下旬にかけて貴陽に到着したと考えると会試の日程は二月半ばで確定

合格発表の日程ですが、『白百合』の情報を整理してみると、
1月上旬 貴陽到着。
数日間 百合寝込む。
1月半ば 黎深予備宿舎に。
1月下旬(黎深が予備宿舎に行ってから10日後) 百合、予備宿舎に。
2月18-25日ごろ 会試
3月初頭 会試合格発表

といったところでしょうか。黎深が予備宿舎に行ってから10日プラス1月後なので、こんなものですね。彩雲国の採点は非常に早いですね。受験者があまりいなかったのでしょうか。

『藍より出でて青』所収の「王都!龍蓮台風」での、会試後の秀麗たちの様子を見るに、結果発表までには多少の時間があったようです。具体的にどれくらい、という記述がなかったのでわかりにくいですが、劉輝は会試後2日で龍蓮に会いに行っていますし、その段階で既に王が答案を見ているので、彩雲国の採点官はやはり仕事が早いのでしょう。そして、実際の科挙のように、答案の名前を隠していないということがここでわかります。

とにかく冬の終わりということですから、結果発表はやはり3月頭辺りの想定かと。そして、龍蓮が逃げ出すのは殿試のあとなので、唱名式は3月下旬辺りでしょうか。

ただ、『白百合』では、黎深たちが貴陽に到着してからおよそ一ヵ月半で全ての結果が出ているようですので、その辺りに矛盾を感じます。百合と鳳珠がおしるこ屋で会話している中身を見ると、鳳珠がもう次の吏部試の話をしていますから、殿試まで終わったと考えるのが無難でしょう。ただ、そうなると秀麗たちのと時期が半月ずれてしまいます。まあ、会試まで受かったら殿試は基本的に落ちないので(悪夢組は鳳珠のせいで例外になりましたが)、鳳珠はそのつもりで吏部試のことを言っている可能性も否定できません。うむむ。もう少し検討してみます。

*彩雲国での諸々の日程は、なんとなく合っているようにみえて、微妙に矛盾しているような気がしています。元々曖昧なので大げさにする必要はないのですが、それでも最初の頃の巻と最新刊では作者様の下調べが変わったんだろうなあという印象を受けます。いずれにせよ中々把握しづらいところです。

<国試受験にかかるお金>
実は国試そのものを受験するのに試験費用はかかりません。ただ、受験する際に係員などに払う謝礼(!)や解答用紙代(自費で購入・この紙代が(当たり前ですが)昔は高価だった)、および墨・筆などの文房具代、試験場にこもりきりになるのでそのための生活用具(寝具・台所用品・その他一切)を自前で用意しなければならないので、そのために費用がかかるのです。(試験中は試験場より外へは出られないため)

特に係員に対する謝礼は1人ではないので(門番なども含め、お世話になった人に)、少額ずつとはいえ結構かさみます。

さらに、試験開始までの滞在費、地方出身の場合は旅費も必要です。大体一ヶ月前には集まっていたようですので1か月分の生活費は最低要ります。飛翔のように遊び倒していたらもっとお金が必要です。具体的にいくら、とは言いにくいですが、その辺りは人によってさまざま、ということになりますね。影月の所持金が銀30両でしたから、大体そのあたりが目安になりそうですね。貧乏紅家の秀麗にはちょっと出せない金額です。一応貴陽住まいだから若干ましでしょうが、それでも絳攸に援助してもらわねばならなかったわけですし。晏樹たちはその銀30両すら出せなかったということになりますね。

もちろん学問なので試験を受けるまでに学費・家庭教師代も必要。これも影月みたいに紙が買えない場合は道端に書いたり、それこそ「蛍の光窓の雪」で、明かりも惜しんで勉強したはず。

さて、国試及第時にもらえるお金は状元及第者は銀80両支給されると作中に記載されていましたが、これは正解。傍眼以下は銀30両だそうです。金額が違うのには理由があって、状元及第した人は、故郷に状元及第したことを祝う碑(状元坊と呼びます)を建てる習慣があったらしく、その建設費用が含まれているのだそうです。(ゴルフでホールインワンを取ったらお祝いするために100万円ほどかかる、っていうのと近いですね)

影月は全額黒州の櫂州牧に礼部の早馬を使って送ろうとして蔡礼部尚書に横取りされましたが、彩雲国では別にそんな坊を建てる必要はなかったのでしょうかね。

本日の参考文献は以下の通り。

科挙―中国の試験地獄 (中公新書 (15))科挙―中国の試験地獄 (中公新書 (15))
(1963/05)
宮崎 市定

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科挙の話―試験制度と文人官僚科挙の話―試験制度と文人官僚
(2000/04)
村上 哲見

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彩雲国物語 未来予想(妄想)呟きメモ(8)

  • 2007/12/03(月) 03:12:48

12/3

・悠舜はどこまで秘密を知ってるの?
ちょっと空いてしまいました。

今までちょっと不思議に思ったのが、『白虹』で羽羽さまが劉輝に「紅秀麗様とだけは結婚しないでください」とかいう台詞を言った時に「悠舜が驚いたような顔をした」という描写のところ。私はてっきり『紅梅』で劉輝が悠舜に全て話していると思っていましたので、あの反応にちょっとびっくりしました。

それで、悠舜は宰相なのに意外と知らないこと多すぎ?それともわざと隠してる?どっちなんだろうと。

で、知ってることと知らないことをあえて分類してみました。

<現在『白虹』時点で悠舜が知っている(はずの)秘密>
・劉輝のかつての嫁が秀麗だった。
・劉輝の欲しい臣下は楸瑛と絳攸とその他芋づる式に尚書たち。
・劉輝が一夫一婦制にしたがっている。
・劉輝以外に玉座に座れる人の数。
・黄鳳珠の仮面の中身と「奇人」と改名した理由。
・黎深の本性。
・黎深の嫁は百合姫。
・百合姫を黎深の嫁にと説得したのは悠舜。
・百合の木の秘密
・茶朔洵の初恋の相手についての告白(@最凶悪犯用牢獄)。
・州牧赴任時の浪燕青(秘密なのか?)
・悠舜の専従護衛官は静蘭。
・旺季・葵皇毅・凌晏樹たちの過去。
・貴族派の動きと狙い。
・藍龍蓮という名前の由来とその意味。
・縹リオウが貴陽に来て仙洞令君になったわけ。
・李絳攸罷免騒ぎのわけ。
・悠舜自身の過去(これが一番大きいかも)。

<悠舜の知らない(だろう)秘密>
・黒狼=紅邵可という事実。
・静蘭=清苑公子=劉輝の兄だということ。
・百合姫=先代王セン華の妹=紅玉環の娘だという事実。
・百合姫がかつて黎深付きとして「譲葉」という名で男装をしていたという事実。
・李絳攸が拾われた理由。
・彩七家・王家・縹家の存続理由。
・秀麗に仙が入ったかも?という事実。
・杜影月に仙が入っているということ。
・霄太師の本性。

他にもきっと色々あるかと思いますが、王家がらみのことがあまり悠舜に伝わっていないような印象を受けます。ただ、私は悠舜が王家がらみの秘密も知っているような気がします。この辺りはわざと隠されていると思われましたので、次巻待ちということで。私は『白百合』で、百合のことをいきなり「姫」付けで読んだ時から、百合の素性を知っている気がしているのですが、さてどうなのでしょうね。単なる敬語扱いなのかもしれませんが……。この知らない秘密については、秀麗も同様に知らないということには注意を払う必要があるかもしれませんね。秀麗と悠舜は割にかぶっているところがあるように思っているのですが、その辺についてはまたいずれ。

彩雲国物語 アニメ第2シリーズ 第29話 「遠ざかる程想いが募る」 感想

  • 2007/12/01(土) 14:29:04

彩雲国物語 アニメ第2シリーズ 第29話 「遠ざかる程想いが募る」(『青嵐』p74-131)の感想です。

今週は藍楸瑛&十三姫特集!の回でした。

悠舜と飛翔の場面がばっさり削られた(おかげで悠舜が凛について「もしもの時には一緒に死んでくれるそうですからご心配なく」というあの名台詞が聞けなくなってしまった。残念)以外は、原作から大きく外れているところもないのであまり言うことなし(悠舜が出なかったのでそれだけでテンションが下がる私です。この展開だと今年はもう出ないかな……)

さて、十三姫はキャラクターの性格と声が合っていて良かったです。違和感なくみられました。楸瑛との会話の場面で、十三姫が楸瑛に「でも選ばなくてはいけないのよね」みたいな台詞を言ってましたが、あれを聞いてこの時点で既に楸瑛が藍家を捨てるつもりだったというのがよくわかりました。楸瑛の「私から藍の名をとったら何もなくなるから」という台詞も、実は伏線だったのかと今頃になって納得。声優さんたちの演技で彼らの(特に楸瑛の)心情がよく伝わりました。原作では藍家のことを捨てられない楸瑛って言うイメージが強すぎたので、あまりきちんと読みこめていなかったのかもしれません。この場面はその意味でも非常に良かったです。

場面は変わって、牢城を視察する秀麗とタンタンの前に現れた死刑囚・隼(シュン)。なんだか燕青みたいだと思ってしまった。原作のイラストで見たよりも細い&若々しい&カッコイイ。思ったより好印象でした。声優さんは微妙に朔洵の声の人っぽい雰囲気がありました。艶があって結構好きです。

(私は朔洵役の子安さん、黎深の真殿さん、悠舜の神奈さん、静蘭の緑川さん辺りの声がお気に入りです。このアニメで随分声優さんのことがわかりました。色々調べましたが、このアニメは本当に声優が豪華なのですね。ナレーター&邵可役の池田秀一さんはあの『ガンダム』のシャア様だったのですね!!)

ファンタジー部分もかなり削られているみたいです。シロ・クロもこもこコンビの妖は一切でないみたいですし。あと、楸瑛の部下のこう韓升さんも出ない模様(茶州編では出てきたから、また復活の可能性も無きにしもあらず、ではありますが)。秀麗たちが刺客に襲われた時に出てこず、残念でした。凛さんお手製のかんしゃく玉(黎深にお見舞いした胡椒爆弾の改良版?)はしっかり登場していましたが……。

なので怪我をして血を出す場面もなかったゆえか、清雅との場面に深みが出ておらず、とっても残念。セーガがただの空気になっていたよ。タンタンのほうが今日は活躍!よきアドバイザーになっていますね!だんだんしっかりしてきているのがよくわかります。

珠翠と刺繍をする劉輝の場面は私が思っていた原作のイメージがそのまま出てきたみたいで感心しました。おばかっぷりがよく出てたかと思います。アニメで壊れすぎなところもありましたが、やはり原作でも壊れていたんだな、と改めて納得。

そのあと回廊で倒れた珠翠を最初リオウが介抱しようとしたところをとめる楸瑛がカッコイイ!こういう登場は良いですね。ただ、楸瑛が珠翠を抱き上げたときに珠翠が楸瑛を邵可と間違えているのをみた時の表情がなんとも言えず切なくてかなり同情しましたよ。

藍邸に戻った楸瑛が扇を見つめている場面も中々よくて。十三姫はその様子で早速色々察したみたいですね。この兄妹はさばさばした感じで、でもちゃんと兄妹愛もあって良い感じです。

さて、改めて後宮に赴き、十三姫と初対面(ではなくて再会)した秀麗というところで次回へ。来週・再来週は本編はお休みで、その次の22日にあと1回あるそうです。でもやはりこのペースだとあと2回ほどで『青嵐』も終わりかな。

もうすぐDVD4巻が発売ですね!今回は楸瑛!丁度タイミングよいですね!

彩雲国物語 セカンドシリーズ 第4巻(初回限定版)彩雲国物語 セカンドシリーズ 第4巻(初回限定版)
(2007/12/07)
桑島法子、関智一 他

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